助産師という職業と助産師国家試験の合格率

助産師国家試験の難易度はどのくらい?

助産師という職業と助産師国家試験の合格率

日本では女性のみが就業できる助産師は「妊婦の出産のサポートをしたり、妊娠期間や産後期間に的確な保健指導をする職業」になります。 ここでは、助産師という職業と助産師国家試験の合格率について説明したいと思います。

助産師は助産行為をしますが、助産師が単独で出産の介助サポートができるのは正常な経過で進行している妊娠や分娩のケースに限定されています。 「困難な分娩のケース」や「正常でない妊娠のケース」は産婦人科医が関わる領域になっています。

だから助産師が単独で経過を診断していて、妊娠途中で異常な点を見つけた場合には病院など医療機関に伝えて産婦人科医と協力した体制をとることが必要となります。 助産師はそれ以外にも「母子の体調管理」や「出産した後の育児アドバイス」などのケアをすることも担当業務になります。

日本国内の現在の助産師人数は約25,000人を数え、その50%程度は55歳以上の年齢になっています。 助産師の国家資格は「保健師助産師看護師法」と呼ばれている法律によって定められています。 国が実施する助産師国家試験に合格しなければ助産師免許は取得できません。

受験資格を獲得するためには、まずは所定の実習と専門教育をマスターしなければなりません。 具体的には「看護大学で助産に関するコースを履修すること」や「看護師免許を取得したあとスキルアップとして助産師養成機関に入学すること」が一般的になります。

助産師国家試験は毎年1回2月に実施され、試験科目は(1)基礎助産学(2)助産診断・技術学(3)地域母子保健(4)助産管理の4科目です。 試験形式は午前75問(75分)・午後30問(60分)となっています。 合格の基準は合格者発表後に公開されますが最低でも60%の正解がないと不合格になってしまいます。

助産師国家試験の合格率は平成23年が97.2%で、平成24年が95.0%です。 合格率という数字だけみると簡単に合格するように見えますが、当然それまで厳しい専門教育を受けてきたからです。 以上、助産師という職業と助産師国会試験の合格率について説明しました。